睡眠時無呼吸症候群とは睡眠中に何回も呼吸が止まり十分な睡眠がとることができない病気であり、2003年の山陽新幹線の運転士の居眠り事件後、疾患として社会的に認知されるようになりました。
しかし眠っている間のことであり、ご自身では気づかずに家族の指摘で初めて病院を受診される方も少なくありません。
一晩の睡眠中に数回程度の無呼吸なら問題はありませんが、
は睡眠時無呼吸症候群と診断されます。
また、いびきとは鼻から喉までの上気道のどこかで狭窄があるために呼吸に同調して起こる雑音で、毎晩いびきをかくときは睡眠時無呼吸症候群の可能性が高いといわれています。
・いびき
・日中の眠気
・倦怠感
・集中力の低下、学力の低下
・小児の夜尿、など
まずは問診をしてお話しを伺い、続いて鼻や喉の診察を行い鼻咽腔の疾患の有無や狭窄の有無を確認します。
そのうえで、睡眠時無呼吸症候群が疑われる方には検査(アプノモニター)を薦めさせていただきます。
アプノモニターとは睡眠中の血液中の酸素濃度、無呼吸の程度、いびきの頻度などを調べる検査で、ご自宅で簡単に行うことができ、テープでセンサーを貼り付けて頂くだけです。3割負担の方で約3,000円です。
MAクリニックでは予約制でスタッフが取り扱いを説明させていただいた上でアプノモニターを貸し出し、無呼吸症候群の診断を行っています。
さらに詳しい検査が必要な場合には専門病院へ紹介をさせていただきます。
運動療法や体重管理を行います。